歯周病

お電話でのご予約・ご相談

03-3475-1841

キービジュアル

原因菌に直接アプローチする治療で
歯周病の再発を防ぎます

  • 科学的な「検査」で症状を確認
  • 光で殺菌する「LAD」
  • 「歯周組織再生療法」で抜歯を避ける

セカンドオピニオンもお受けしておりますので、
どうぞお気軽にご相談ください。

日本人にとって歯周病は「国民病」

画像

歯周病は、痛みがなくても歯が揺れて最終的に抜けてしまう恐ろしい病気です。
厚生労働省の令和4年の調査によると、歯周病の兆候が見られた方は全体の47.9%に上るそうです。実際、日本人が歯を失う主な原因は歯周病であり、この病気は日本人にとって深刻な健康問題であり、「国民病」とも言えるでしょう。

現在、歯周病でお悩みの方がこのページをご覧になり、解決法を探している方が多くいらっしゃると思いますが、ご安心ください。
歯周病の原因や治療法は明らかになっています。歯周病は一度発症すると再発しやすい病気ですが、生活習慣の改善原因菌に対する直接的な治療によって、治癒することができます。

ここからは、南青山のある歯医者「新青山ビルユー歯科」の歯周病治療について、詳しくご説明いたします。

歯周病の検査と治療法

画像

歯周病は、歯茎の内部で進行するため、外からでは病気の進行具合はわかりません。歯周病の原因は細菌による感染であり、細菌の種類によって適切な治療方法が異なります。
当院ではCTや唾液検査など科学的な検査で原因を特定して、個々の症状や原因に応じた治療を行っています

当院における検査や治療法について、具体的にご紹介します。

科学的な「検査」で症状を確認

歯周ポケット検査

画像

歯周病の進行具合を示す重要な目安が、歯周ポケットの深さになります。歯周ポケットが4mm以上に達すると、歯周病が進行している可能性があります。

CT検査

画像

歯周病は、歯を支える骨を溶かす病気です。肉眼では骨の状態は確認できません。
通常、多くの歯科医院ではレントゲンを使って骨の状態を確認しますが、当院では「CT」を導入しています。CTは口の周囲を360度回転しながら撮影するため、二次元の画像よりも、より立体的でクリアな画像が得られます。

唾液検査

画像

唾液検査よって虫歯や歯周病のリスクを見極めます。この検査は、お口の状態から歯周病にかかりやすいかどうかを把握し、それに応じた治療法や予防の計画を患者さんに提案するのに役立ちます。

原因菌に直接アプローチする治療法

PMTC

画像

歯周病の症状を改善するためには、日々のご家庭での歯磨きが重要ですが、歯と歯の間の汚れや、歯周ポケット奥の歯石などは自分では十分に取り除けません。こうした汚れは、歯科医院でしか除去できません。
歯科医院で提供する口内のクリーニングを「PMTC(Professional Machine Tooth Cleaning)」と呼びます。歯科衛生士が専用の器具や装置を使い、歯石や歯垢を効果的に取り除きます。また、歯科衛生士は常にマイクロスコープ(ネクストビジョン)を使ってメンテナンスも行います。

画像

歯周病の原因菌によっては、抗生物質のお薬が効果を発揮します。唾液検査や歯周病検査で菌を特定した後は、「ジスロマック」などのお薬を必要に応じて処方します。

光で殺菌する「LAD」

画像

患部に専用のジェルを入れ、専用の装置で光を照射することで、歯周ポケット内の細菌を殺菌・消毒します。痛みの無い、体に優しい治療です。

「歯周外科治療」で奥深くの歯石を除去

画像

歯周病が重度に進行すると、深くなった歯周ポケットの奥に歯石が溜ります。そうなった歯石は、通常の治療器具では取り除くことができなくなります。取り除けないからと歯石を放置すると、歯周病はさらに悪化し、最終的には抜歯することになる場合もあります。
こうしたケースでは、歯肉を外科的に切開して歯石を取り除く「歯周外科治療」が効果的です。

FOP法

歯茎を切り開き、歯周ポケットの奥深くに溜まった歯石を、直接的に取り除く治療が「FOP法」です。歯石やその他の汚れを除去することで、炎症が改善され、徐々に歯周ポケットが浅くなります。

画像

ルートセパレーション

画像

奥歯には、複数の根が分かれてあります。奥歯の歯周病が重度になってくると、歯の根の周囲の骨が減少し、歯の根の分岐部が露出することがあります。ここに歯石が付着すると、通常の方法では取り除けません。
そのため、「ルートセパレーション」という治療法で、歯を2〜3つに分割して歯石を取り除きます。歯石を取り除いた後は、被せ物を装着して見た目と機能を回復させます。

「歯周組織再生療法」で咬合認定医が重度の歯周病を治療

画像

重度の歯周病になると、歯を支える骨が溶け出してしまい、歯が揺れてグラグラします。この状態になると、歯科医院によっては抜歯を選択する場合もあります。そして、時間が経つと、歯が自然に抜けてしまうこともあります。
しかし、骨を再生させて歯を安定させることができれば、抜歯する必要がなくなります
当院では、骨の再生を行う「歯周組織再生療法」という治療法に取り組んでいます。
また、再生治療では咬合が悪いと骨が再生しないので、咬合認定医師が咬合を意識した治療をしています。

以下、詳しい治療法を紹介します。

GTR

画像

歯周病によって失われた骨や歯肉は、自己再生の潜在能力を持っていることをご存知でない方がほとんどだと思います。しかし、実際には骨が自然に再生して元通りになることはほとんどありません。歯肉の再生速度が骨よりも圧倒的に速いため、本来は骨が再生するスペースを歯肉が埋めてしまうからです。そのため、有効な治療法として「GTR」があります。この治療法では、「メンブレン」という人口膜を使って、骨が再生するスペースを保護します。これにより、歯肉の影響を受けずに骨が再生することができます。

画像

エムドゲイン/リグロス

画像

エムドゲイン」と「リグロス」は、どちらも特殊なタンパク質を含む薬品で、骨の再生を促進します
手術によって患部を開き、骨が失われた部分にこれらの薬品を直接塗布します。個人差はありますが、数ヶ月ほどで骨が再生し、グラグラしていた歯が安定するようになります
以下の画像をご覧いただくと、エムドゲインが骨を再生する様子がわかります。

フィブリンゲル

画像

体の組織を再生させるための「成長因子」という成分が、血液の中には含まれています。患者さんの血液を採取し、専用の装置(遠心分離機)で処理することで、成長因子が濃縮された「フィブリンゲル」という物質が生成されます。
このフィブリンゲルを骨が失われた部分に注入することで、骨が再生されます。自身の血液から作られた物質なので、拒絶反応の心配はありません。

失われた歯肉を取り戻す「歯肉移植術」

歯周病が悪化すると、歯茎が後退し、歯が長くなったように見えることがあります。これは単なる外見の変化だけでなく、本来は歯茎の内部にある部分が露出することで、知覚過敏などの問題が生じることがあります。
当院では、「歯肉移植術」という手術によって、歯茎の不足部分を改善する治療を行います。口内の他の部位(主に上あご)から歯肉を取り出し、不足している部分に移植する治療になります。

画像

歯科衛生士の担当制

画像

南青山の歯医者「新青山ビルユー歯科」では、専属の歯科衛生士がそれぞれの患者さんに割り当てられる「歯科衛生士担当制」を行っております。歯周病の治療には、生活習慣の改善が重要です。専属の歯科衛生士が担当することで、患者さん一人ひとりに適したアドバイスが可能となります。

セカンドオピニオンも対応

画像

いったんかかると再発しやすい歯周病について、悩みを抱える患者さんは大勢いらっしゃいます。

歯周病は、細菌感染症であると同時に、生活習慣病の側面もあります。冒頭で「歯周病は治せる」と述べましたが、そのためには患者さんの積極的な協力が不可欠です。私たち歯科医院が最大限の治療を行っても、患者さん自身が毎日の歯みがきや定期的なメンテナンスを怠れば、完治させるのは難しくなります。

当院ではセカンドオピニオンにも対応しています。

長年、歯周病治療を行っているが改善が見られない方。
既に複数の歯を失ってしまい、残りの歯を守りたい方。

ぜひお気軽にご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

※初診のみWEB予約となります
※再診/通院中の方のご予約は、お電話でお願いします