訪問歯科

お電話でのご予約・ご相談

03-3475-1841

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歯医者への通院が難しい方へ
当院スタッフが
ご自宅」「施設」まで伺います

当院が訪問歯科診療を行う「意味」

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歯医者に行きたくても行けない・・・

超高齢社会が進む現代の日本では、このような患者さんが増えています。

しかし、この問題に対応できる歯科医院が少ないのもまた事実です。

お口のケアが不十分になり、口の健康が損なわれると、以下のような問題が生じることがあります。
・歯周病による全身疾患のリスク増加
誤嚥性肺炎のリスク増加
・偏った食事による栄養不足
・噛む力が不十分になることによる痴ほうのリスク

こうしたリスクを避けたいという思いから、当院ではご自宅や施設にお伺いし、お口のケアや治療をする訪問歯科診療を行っています。

次に、当院の訪問歯科診療の特徴についてご紹介します。

当院が行う訪問歯科診療の「特徴」

 特徴1 担当者は高齢者医療に精通しています。

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訪問歯科診療では、患者さんが高齢であったり、介護を必要としたり、障がいをお持ちの方もいらっしゃるため、通常の歯科治療とは異なる知識や経験が求められます。

また、年齢を重ねると虫歯や歯周病のリスクも増加するため、セルフケアが特に重要です。自分でケアすることが難しい場合は、家族や介護施設の方々にとっても大きな負担となり、細やかな部分までのサポートが難しくなります。

当院では、このような現状を考慮し、高齢者医療に精通した専門の歯科医師や専門衛生士が、チーム医療の体制を整えて、訪問歯科診療を行っています。

当院ではご自宅以外にも、以下の場所に訪問しています。

  • 精神病院
  • 特別養護老人ホーム
  • グループホーム
  • 社会福祉法人

 特徴2 「誤嚥性性肺炎」のリスクを軽減するための取り組みを行っています

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細菌を含んだ唾液などが誤って気管や肺に入ると、「誤嚥性肺炎」を発症するリスクがあります。高齢になるほど、再発の可能性が高まるため、注意が必要です。

さらに、誤嚥性肺炎は繰り返すたびに重症化しやすいという特徴もあります。

90歳以上の死因の第2位に「肺炎」がランクインしていることからも分かるように、誤嚥性肺炎は命に関わる重大な疾患です。このリスクを軽減するためには、口内の清潔を保つことと、ものを飲み込むことのトレーニングが重要です。

コラム実はとっても怖い「歯周病」

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成人のおよそ8割が患っていると言われる歯周病ですが、実は治療せずに放置しておくと重大なケースに発展することがあります。ここでは身近な病気である「歯周病」と「全身疾患」の関係ついてお伝えします。

歯周病にかかると、顎の骨が次第に溶けていき、歯を支える力が弱まることで、抜歯するリスクが高まります。また、歯茎が赤く腫れたり、膿が出たりして口臭の原因にもなります。こうした歯周病ですが、近年の研究で全身疾患との関係が明らかにされています。下の図をご覧ください。

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歯周病や虫歯になると、お口の小さな傷から細菌が血管に入り込むことがあります。通常、健康な状態では免疫力が働いて問題にはなりませんが、年配の方など免疫力が弱っている場合は、細菌をうまく処理できず、時には血管を通じて全身に菌が巡ってしまう恐れがあります。

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このような状況になると、発熱や倦怠感、全身の炎症などが起こるリスクが高まります。最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞、心不全など、命にかかわる病気になる可能性が高まります。免疫力を向上させることはもちろん、歯周病を予防するケアが重要です。

訪問歯科診療対象者

要介護状態や障害により歯科医院へ通院ができない方

往診で行うこと

1. 虫歯、歯周病の治療、予防
2. 入れ歯の作製、修理、調整
3. 口腔ケアで感染症予防 誤嚥性肺炎の予防
4. 摂食嚥下障害のリハビリテーション

治療費

当院に来院して治療した場合と同じ治療費がかかります。各種保険が適用可能です。

後期高齢者医療制度・介護保険利用の場合

所得に応じて、1~3割が自己負担となります。1か月あたりの医療費自己負担額の上限は所得額によって決定されます。個人(または世帯主)の月内医療費を対象として合算し、この上限を超えたものについては、「償還払い制度」により市町村から超過分の償還払いを受けられます。

国民健康保険・社会保険(企業加盟の健康保険)の場合

原則3割負担です。こちらも所得額によって1か月あたりの医療費自己負担額が決定されます。上限を超えているものについては、国民健康保険の場合、後期高齢者医療制度と同様に、事後の償還請求ができます。社会保険の場合は、事前に「高額医療費適用認定証」を発行してもらうことで、上限額以上の支払いそのものを免除してもらうことも可能です。

身障者の場合

無料で診療いたします。
ただし、「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。また、一部立替払いとなる地域もあります。その場合は後日、自治体より返金されます。地域によっては有償での診療になる場合もございますので、事前にご連絡のうえ、当院までご確認ください。
※介護保険:口腔内のケア(在宅のみ)は適用となります。
※出張費および謝礼等は一切頂戴いたしません。

診療エリア

当院の所在地から16km圏内にあるご自宅・病院・施設が訪問診療の対象です。

訪問歯科診療について、よくある相談

老人ホームに入居しているのですが訪問してもらえますか?

ご入居施設の許可が必要ですが、許可がいただければ伺えます。ホームの方とも相談いたしますので、まずは当院へご連絡ください。

総入れ歯でも訪問歯科診療で診察してもらえますか?

問題ありません。入れ歯の調整やお口のケアだけでもお伺いします。

新しく入れ歯を作るのに、どの程度時間がかかりますか?

週1回のご訪問であれば、通常2~3か月程度のお時間をいただきます。入れ歯をお作りする部分や訪問頻度によっても変わりますので、より具体的に知りたい方は、一度当院にご相談ください。

お問い合わせから訪問の流れ

Step 1お問い合わせ

お電話でご連絡いただき、症状やご要望をお知らせください。
患者さんのご自宅や施設への訪問日程を調整させていただきます。

電話でのご相談の場合は、当院の訪問治療担当衛生士がお手伝いさせていただきます。

【電話の場合】Tel 03-3475-1841

Step 2 ご自宅・施設へ訪問

ご予約の日時に訪問チームがお伺いします。
ご自宅以外でも老人ホームや病院などにも訪問することが可能です。

Step 3 カウンセリング・ご相談

患者さんまたはご家族の方に問診票をご記入いただき、詳細をお伺いします。
治療内容を説明した後、治療をご希望される方のみ治療を開始いたします。

Step 4 治療

診療では、「寝たまま」や「車椅子に座ったまま」など、患者さんが快適な姿勢で診療を受けていただけます。お口全体をチェックし、一人ひとりに必要な治療や口腔ケア、嚥下訓練などを行ってまいります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

※初診のみWEB予約となります
※再診/通院中の方のご予約は、お電話でお願いします