一般歯科・小児歯科・歯周病

むし歯治療は削らず、抜かない時代へ

従来のむし歯治療は、「削って、詰め物をする」という治療がスタンダードであり、それしか方法がありませんでした。しかし現在のむし歯治療では、日常生活の指導、経過観察、歯質保存(再石灰化)療法(フッ素塗布)、切削修復療法と、大きく分けて4つの選択肢があります。当クリニックでもなるべく歯を削らず、抜かない方法でむし歯治療を行っています。

むし歯の進行度合いについて

むし歯の進行度合いを示す新しい基準として、ICDASスコアがあります。当クリニックでもこちらに沿って診断、治療を行っています。

コード0 健全歯面
コード1 5秒以上のエアーブロー乾燥後に視認可能な初期のエナメル質の変化
コード2 明瞭に(湿潤状態でも)視認可能なエナメル質の変化
コード3 う蝕に起因する限局的なエナメル質の崩壊(象牙質は見えない)
コード4 象牙質からの陰影(エナメル質崩壊の有無に関わらず)
コード5 象牙質の見える明らかなう蝕
コード6 象牙質の見える広範囲にわたる明らかなう蝕

基本的に、コード4以上からのむし歯は切削を行う場合が多いです。

乳歯が生えたら予防を意識し始めましょう

「子どもの歯はいずれ永久歯に生えかわるからむし歯のまま放っておいても大丈夫」と思ってはいませんか?乳歯が健全か、また正しく治療されているかは、後の永久歯の歯列だけでなく大事な成長期の身体の発育にまで大きく影響します。

子どもは自分で上手に歯磨きができないため、歯垢(歯の汚れ)が残ってしまいます。また乳歯はエナメル質も薄いので、むし歯になりやすく進行も早いため、普段からの注意が必要です。

まずは歯磨きの習慣をつけ、できるだけ歯垢(歯の汚れ)をためないようにすることが大切です。
ご家庭での歯磨きはもちろん、食生活や保健所での1歳6ヶ月健診・3歳児健診などを通して、お子さまの歯の様子に気をつけてあげてください。加えて、3ヶ月~6ヶ月に一度、歯科医院で健診を受けることもおすすめします。

「子どもの歯はいずれ永久歯に生えかわるからむし歯のまま放っておいても大丈夫」と思ってはいませんか?乳歯が健全か、また正しく治療されているかは、後の永久歯の歯列だけでなく大事な成長期の身体の発育にまで大きく影響します。

子どもは自分で上手に歯磨きができないため、歯垢(歯の汚れ)が残ってしまいます。また乳歯はエナメル質も薄いので、むし歯になりやすく進行も早いため、普段からの注意が必要です。

まずは歯磨きの習慣をつけ、できるだけ歯垢(歯の汚れ)をためないようにすることが大切です。
ご家庭での歯磨きはもちろん、食生活や保健所での1歳6ヶ月健診・3歳児健診などを通して、お子さまの歯の様子に気をつけてあげてください。加えて、3ヶ月~6ヶ月に一度、歯科医院で健診を受けることもおすすめします。

毎日の歯磨きが基本です

歯磨き習慣を身に付けてあげましょう

歯磨き習慣を身に付けてあげましょう

むし歯予防の第一歩はまず歯磨きです。小さい時からの習慣付けが大切ですので、少しずつ続けて、歯磨きの習慣を身に付けてあげてください。
まずは、赤ちゃんの頃からご機嫌のいい頃を見計らって歯をガーゼ等で拭いてあげ、歯ブラシを使うことへの抵抗を少なくします。そして、奥歯が生える頃には歯ブラシを使って歯磨きを始めましょう。歯ブラシの使い始めは嫌がる事も多いです。お気に入りのキャラクター歯ブラシを使ったり、テレビのこども番組から流れる歯磨きコーナーの歌を歌ったりなどして、楽しみながら磨いてあげましょう。

むし歯予防の第一歩はまず歯磨きです。小さい時からの習慣付けが大切ですので、少しずつ続けて、歯磨きの習慣を身に付けてあげてください。
まずは、赤ちゃんの頃からご機嫌のいい頃を見計らって歯をガーゼ等で拭いてあげ、歯ブラシを使うことへの抵抗を少なくします。そして、奥歯が生える頃には歯ブラシを使って歯磨きを始めましょう。歯ブラシの使い始めは嫌がる事も多いです。お気に入りのキャラクター歯ブラシを使ったり、テレビのこども番組から流れる歯磨きコーナーの歌を歌ったりなどして、楽しみながら磨いてあげましょう。

乳歯のブラッシング方法

乳歯のブラッシング方法

乳歯のブラッシング方法

歯ブラシは、初めは歯が生え始める頃におしゃぶり感覚で持たせてみてください。
ただし、けがや事故の元になりますので、渡しっぱなしには決してせず、目の届く範囲で注意してあげましょう。3歳を過ぎたら、自分で歯磨きをさせるようにします。この頃から、お子さま自身に「正しい歯の磨き方」を覚えさせ、「食事をしたら歯を磨く」という習慣を付けましょう。

お子さまだけでは、まだまだ上手に磨くことはできません。お子さま自身の歯磨きでは不十分ですので、小学校低学年くらいまでは歯磨きが終わったら保護者の方がしっかり確認し、「仕上げ磨き」をしてあげてください。

歯ブラシは、初めは歯が生え始める頃におしゃぶり感覚で持たせてみてください。
ただし、けがや事故の元になりますので、渡しっぱなしには決してせず、目の届く範囲で注意してあげましょう。3歳を過ぎたら、自分で歯磨きをさせるようにします。この頃から、お子さま自身に「正しい歯の磨き方」を覚えさせ、「食事をしたら歯を磨く」という習慣を付けましょう。

お子さまだけでは、まだまだ上手に磨くことはできません。お子さま自身の歯磨きでは不十分ですので、小学校低学年くらいまでは歯磨きが終わったら保護者の方がしっかり確認し、「仕上げ磨き」をしてあげてください。

歯ブラシは、初めは歯が生え始める頃におしゃぶり感覚で持たせてみてください。
ただし、けがや事故の元になりますので、渡しっぱなしには決してせず、目の届く範囲で注意してあげましょう。3歳を過ぎたら、自分で歯磨きをさせるようにします。この頃から、お子さま自身に「正しい歯の磨き方」を覚えさせ、「食事をしたら歯を磨く」という習慣を付けましょう。

お子さまだけでは、まだまだ上手に磨くことはできません。お子さま自身の歯磨きでは不十分ですので、小学校低学年くらいまでは歯磨きが終わったら保護者の方がしっかり確認し、「仕上げ磨き」をしてあげてください。

強い歯を作るには

虫歯になりにくい、強い歯にするための予防策として「フッ素塗布」と「シーラント」の2つがあります。

フッ素塗布

効果的な予防策の1つです。フッ素は虫歯に対する抵抗力をつけ、歯の質を強くしてくれます。

当院では、1歳前後で上下8本の歯が生えたらお勧めしておりますのでお気軽にご相談ください。

シーラント

歯の形状(奥歯のくぼみや深い溝)によっては、十分に清掃できずに磨き残しが生じることがあります。こういった場所にシールをして保護する方法をシーラントといい、細菌が住めないようにして虫歯を予防する方法があります。お気軽にご相談ください。

歯周病とは

歯と歯茎の境目についた歯垢(プラーク)から歯の根に沿って歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織を、じわじわと壊していき、最後には歯が抜け落ちてしまうのが、歯周病です。
日本人が歯を失う一番の原因であり、現在では成人の80%が罹患していると言われ、いったん罹患すると完治することはありません。あまり自覚症状を起こさないために「沈黙の病気」とも言われ、知らない間に進行して気付いた時には手遅れになっている事が非常に多く見られます。歯周組織とバイオフィルムの均衡を取り戻すことが大切であり、当クリニックでは、適切な歯周治療とメンテナンスによって、歯周病菌の量を減少させて、バイオフィルムの病原性を低く保つことを目標としています。早期発見・早期治療・予防をすることが大変重要です。

バイオフィルムとは

薬剤耐性を持つバイオフィルムは、接着性、粘着性に富む菌対外重合体物質に覆われた凝集菌塊で、その中には抗生物質や殺菌液もほとんど侵入できません。

中等度まで進行すると

●歯が浮くような感じ ●歯がゆれる感じ ●歯茎が腫れる

●歯茎から出血がある ●歯茎から膿が出る ●唾液がねばつく

●口臭がする

重度まで進行すると

●ぐらつく ●歯が動く

歯周病を防ぐには

歯垢(歯の汚れ)をきちんと取り除くことが最も大切です。
予防には、毎日の正しい歯磨きと、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用して歯と歯の間の歯垢を取り除くことが必要です。
また、セルフケアでは取り切れない歯垢や歯垢が石灰化した「バイオフィルム」は、プロの手によるメインテナンスが必要になります。定期的に歯科医院に通い、徹底した歯垢・歯石除去で歯周病を予防しましょう。

歯周病の治療方法について

スケーリング・ルートプレーニング

スケーラーと呼ばれる器具を使用して、歯ぐきや歯周ポケット内から歯垢(歯の汚れ)、歯石を除去します。
超音波によって、石灰化している歯石まで除去することができます。歯垢や歯石は見えている部分だけでなく、歯茎の下にも入りこんでいます。
見える部分を歯肉縁上歯石、見えない部分を歯肉縁下歯石と呼びます。
歯根に近い歯肉縁下歯石を放置すると、歯周病を引き起こす可能性が大きいのでしっかり除去しておきましょう。歯周病の方はもちろん、歯周病でない方も、スケーリングで未然に歯周病を防止しましょう。

ルートプレーニングとはスケーリングの仕上げ作業のようなもので、歯根(ルート)を滑らか(プレーニング)にします。
これによって、歯根表面のプラークによって汚染され軟化したセメント質や象牙質が除去され、歯根面が硬くなめらかな面に仕上がります。

ルートプレーニング

ルートプレーニングとはスケーリングの仕上げ作業のようなもので、歯根(ルート)を滑らか(プレーニング)にします。
これによって、歯根表面のプラークによって汚染され軟化したセメント質や象牙質が除去され、歯根面が硬くなめらかな面に仕上がります。

歯周外科手術

スケーリングやルートプレーニングを行っても、歯周病の症状に改善が見られない場合は外科的な処置を行う場合があります。
進行した歯周病では、歯周ポケットが深く奥のほうにプラークや歯石が付着しています。通常の器具ではそれらを取り除くことができません。そこで歯肉を切開し奥に付着しているプラークや歯石、炎症をおこしている組織を徹底的に取り除いたあと、歯肉を元の位置に戻して縫い合わせます。手術後は傷口を特殊なパックで覆って保護します。手術の方法は色々ありますが、その病状にあわせて適切な方法を選択して行います。

エムドゲインゲルまたはリグロスを使った歯槽骨の骨再生

程度の軽い歯周病では、プラークを取り除き、歯や歯の周囲を清潔に保つ治療を行うことで治すことが可能です。
しかし、歯周病が進むと、歯肉の奥まで炎症が進行し、歯槽骨など歯周組織が徐々に破壊されてしまいます。歯周組織の破壊された状態によっては、組織を回復させるための外科手術が行われます。

エムドゲインとは

エムドゲインは、歯周組織再生誘導材料として、スウェーデンで開発され、現在世界40カ国で使用されています。
日本では、厚生労働省の承認は受けていますが、健康保険の適用にはなっていません。
主成分は、歯がはえてくるときに重要な働きをするタンパク質の1種で、歯がはえてくる時と同じ環境を作り出すことによって、再度骨を歯の周囲に呼び込んで歯周組織の再生を促します。

リグロスとは

リグロスとは、日本初の歯周組織再生医薬品です。特徴は、歯槽骨、セメント質、歯根膜の再生を促進し、結合組織性付着を形成させることができます。比較的新しい薬剤で、健康保険の適用になっています。

どんな歯周病でも使用できますか?

部分的に骨が吸収してしまった場合にのみ効果があります。
つまり、歯の周囲360度の骨が水平に下がってしまったような場合の骨を再生させることはできません。

術後ケア

術後、1ヶ月程度は歯をそっとしておくことが重要です。歯間ブラシやデンタルフロスでつついたりして刺激を与えてはいけません。塗布した周囲の歯を磨くことは構いませんが、薬剤を塗布した場所は触らないようにします。
術後は、定期的に来院していただき、清掃などのメインテナンスを行います。

歯周病

歯周病はいったん罹患すると、完治することはありません。そのため、歯周組織とバイオフィルムの均衡を取り戻すことが、歯周病治療の目標です。しかしながら、常在細菌叢を根絶やしにすることは容易ではありません。当院では、適切な歯周治療とメンテナンスによって、歯周病菌の量を減少させて、バイオフィルムの病原性を低く保つことを目標としています。
抗生剤や殺菌剤だけでバイオフィルム細菌を駆逐することはできません。また、歯周炎には服薬、貼薬だけになる治癒はありません。薬剤耐性を持つバイオフィルムは、接着性、粘着性に富む菌対外重合体物質に覆われた凝集菌塊で、その中には貧食細胞や抗体はもちろん、抗生物質や殺菌液もほとんど侵入できません。

また、歯周病において喫煙は最大のリスクファクターです。禁煙習慣を心がけることも歯周病治療には大切です。

ご相談はお気軽に

歯の事でお悩みがございましたら、新青山ビルユー歯科まで。

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